
子どもがいる家庭でソファを選ぶときのポイント
小さなお子さんがいる場合、ソファ選びは慎重になりがちです。お菓子やジュースをこぼすことや落書きされることがあるので、大きさやデザイン、カラーコーディネートのことばかり考えるわけにはいきませんよね。
お子さんのいる家庭でソファを選ぶのに大切なポイントは2点あります。1点目は素材を選ぶこと、2点目はデザインを選ぶことです。
まずは素材を決めることから
ソファの素材には、大きくわけて「本革」、「ファブリック(布)」、「合成皮革(フェイクレザー)」の3つがあります。本革はこのなかでも特にデリケートな素材です。お子さんのいる家庭では本革を選ぶのを控え、比較的安価で手入れのしやすいファブリックか合成皮革を選ぶのが基本になるでしょう。
ファブリックソファには、カラーバリエーションや織り方が豊富にあります。お部屋のイメージを無限に変えられるのがメリットです。
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一方、汚れやすいのがデメリットです。全体のカバーを変えられるフルカバーリングタイプのソファを選ぶこともできますが、それにも限界があります。お子さんがおもらしをしてしまうこともありますし、突然吐いてしまうこともあるからです。汚れを最小限に抑えるために、安全性の高い撥水スプレーを利用するといいですね。また、ダニの温床になる危険性もあるので、お子さんにアトピーやアレルギーのある場合はオススメできません。
合成皮革(フェイクレザー)のソファは、水分に強いのがメリットです。食べ物こぼしや飲みこぼしも、拭き取るだけである程度きれいになります。
一方、耐久性に劣るのがデメリットです。ソファのような弾力のあるものが好きなお子さんは多いもの。飛び跳ねることで1点に負荷が集中すれば、比較的簡単に破れてしまいます。
お子さんの年齢や性格を考えて素材を選ぶことが大切です。
「高さ」と「ひじ掛け」も重要ポイント
お子さんがいる場合、「高さ」と「ひじ掛け」にも気を配ってソファを選びましょう。
お子さんが小さい場合は、ソファから落ちることが考えらえます。脚のないローソファ―の方が安心かもしれません。ただ、ある程度成長していれば、座面から落ちただけでは大きな問題にならないことがほとんどのはず。思い切って一般的な高さのものを選んでもいいかもしれませんね。
ひじ掛けにも注意が必要です。お子さんは高いところが好きなもの。万一ひじ掛けの上に立とうとすると、ソファが傾き下敷きになる恐れがあります。また、木製や金属製などの硬いひじ掛けの場合、頭をぶつけてケガをすることも考えられます。ひじ掛けのあるソファを選ぶ場合は、100円ショップなどでウレタンを購入し、巻いておくといいかもしれませんね。